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仙田 郁夫*; 西尾 敏; 常松 俊秀; 西野 徹*; 藤枝 浩文*
JAERI-Tech 94-018, 56 Pages, 1994/09
ITER感度解析において、日本国内チームが行った、プラズマ位置制御シミュレーションの結果をまとめた。プラズマ剛体モデルを用い、プラズマ平衡位置からのずれに対して、比例・微分フィードバック制御を行い解析をした。プラズマのゆらぎが生ずる原因として、有限の水平擾乱磁場、十分小さな水平擾乱磁場、そしてポロイダルベータ・内部インダクタンスの急激な変化を検討した。擾乱磁場が十分小さく、真空容器等で決まる時定数でプラズマのゆらぎが成長する場合、数ボルトの制御電圧で十分な制御性が得られることを示した。ポロイダルベータ・内部インダクタンスが同時に変化する場合、条件により制御が困難になり、大きな制御電圧が必要になることがわかった。